付き合っていた男・柿崎拓也に騙され、思いもよらぬ借金を背負うことになった遠藤咲美。金融屋の手荒な取り立ては彼女を堕落した性の世界へと向かわせる。見知らぬ男に幾度身体を許そうとも無情に膨らみ続ける利子。自分自身を否定し悲嘆に暮れていたある日、携帯に一通のメールが届く。そこに記された破格の条件に一抹の不安を抱きながらも、咲美は指定された場所へと足を運ぶ……。だが、そこで待ち受けていたのは、女を監禁し性の玩具として顧客に提供するクラブ「カナリヤ」のオーナー・雨宮だった。。。
女を監禁し性の玩具として顧客に提供するクラブ「カナリヤ」。オ
...すべて読むーナー・雨宮に買い取られた咲美とマナは、次々と訪れる性的破綻者ども(ルビでおとこ)の歪んだ欲望に奉仕する「肉奴隷」とされる。精液と汚物に塗れた日常。極限の状況下で全身を駆け巡る悦楽の渦、そして陵辱を拒まんとする自意識との葛藤に苛まれる咲美。だが絶え間なく繰返される倒錯的な行為は咲美の意に反し徐々にその身体を開発していくのであった。。。